しかし、試験問題としての小説は、別物です。
求められている解釈がどんなものか、考えなくてはいけません。
まず、入試問題として出る以上は、
道徳的枠組みをはみだすことはありません。
つまり、道徳的に問題のある解釈は通りません。
それを踏まえて、問題を解く手順、読解のポイントを書いていきます。
本文をざっと読む。
小説の場合、僕は本文から読んでいました。
理由としては、評論分の難解さに比べて、小説は入っていきやすく、読みやすいこと。
さらには、読むのに時間がかからないこと。
そして、ストーリーの流れを頭に入れておくことで、設問に惑わされずに問題に取り組めるということ。
この3点から、僕は本文から読みました。
が、時間がせまっていれば設問から読んでもいいと思います。
そこは臨機応変に対応してください。
設問に目を通し、読解。
これは評論文の時と同じ。
設問に目を通して、どんなことが問われているのかをチェックします。
その上で、何が問われているか、
どんな解釈が求められているか、を正確に押さえるのです。
さらに選択肢問題で消せる選択肢は消しておきます。
道徳的に問題のある選択肢、常識的にありえない選択肢は、
見た瞬間消してかまいません。
本文を読む。
ここでは、ざっと読むのではなく、精読します。
登場人物とその関係。
心情。
場面。
背景。
時代。
これらの点に着目しながら、登場人物の心情の変化を読み取ります。
たいてい設問は登場人物の心情について問われることが多いので、
場面や背景、時代を考慮しながら正確に読み取りましょう。
ここでは、主観で読んではいけません。
あくまで、客観的に心理を追うのです。
試験問題の小説では、正解は1つしかありません。
自分の主観が、求められる解釈と合致していることは、ほぼありません。
安定して高得点を取りたいのならば、主観を排除し、
その試験で求められる解釈の枠組みで読むことです。
そしてその枠組みというのは、道徳的枠組みです。
そこを押さえておいてください。
今日書いたことを頭に入れつつ、
問題集、模試などで、演習を重ねてください。
それでは。
Good Luck!!
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